大学・院卒 / 2018年入社

土木職

富安 幸次郎

学歴区分/入社年:
大学・院卒 / 2018年入社
職種:
土木職
名前:
富安 幸次郎
所属:
事業推進本部 技術開発部 技術開発課
最終学歴:
鹿児島大学 工学部 海洋土木工学科

ゼロベースから開発する楽しさを
技術開発部で味わっています。

この仕事(会社)を選んだ理由は何ですか?

就職活動を始めた際、これまで生まれ育った九州に貢献できるような仕事をしたいと考えていました。また、自分の専攻分野である土木の知識を活かせる会社を中心に探したところ、建設コンサルやゼネコンなどさまざまな会社を見るなかで、エンジ九州を知ることになりました。 社会基盤である高速道路の施工管理や、点検をメインとした事業は、これからも決して無くなることなく、将来性を感じたことも大きな要因です。そして、何より九州の人々の生活を支える仕事ができるものであり、地元に貢献したい自分には非常に魅力的に感じられたため、この仕事を選びました。

入社後はどんな研修をしましたか?

印象に残っているのは、保全点検研修です。若手技術者を対象とし、技術力向上を図るための研修なのですが、基礎知識や点検時の着眼点を座学で学んだあと、実際に現場に出てコンクリート構造物(橋梁)の遠方目視での点検を体験しました。 このとき、変状の確認、写真撮影、基図作成、個別変状判定、劣化の要因検討まで一通りを体験したのですが、最後に答え合わせとして実際の詳細点検と比べたときに、自分は点検の見落としが多く、先輩方との差に驚かされました。劣化要因の検討では、さまざまな視点(背景、材料、環境等)から検討する必要があると知る、よい機会になりました。

入社して最初に学んだことは何ですか?

エンジ九州の役割についてです。これまで建設が進んできた高速道路における課題が保全であり、エンジ九州は点検を通じて保全に貢献していることを学びました。 他にも各高速道路事務所の施工管理員としてエンジ社員が活躍していること、エンジ本社には各専門部署がありそれぞれ調査や設計を行っていること、NEXCO西日本の一部として重要な役割を担っていることを学びました。

どんな時にこの仕事をやっていてよかったと感じますか?

私は保全点検に携わった後、現在の技術開発部に配属になりました。この部署は高速道路構造物を効率的に点検するための技術や機器、メンテナンスの省力化につながる製品の開発を行っています。 やりがいとしては開発したものが製品という形になったときに達成感が生まれます。また、実際に現場で使っていただき、点検しやすくなった、業務時間が減ったなどのお言葉を聞くと、開発した甲斐があったと実感できます。

この仕事の難しいところは何ですか?

ゼロベースから計画を立案し、試行検証、構築、試行運用を通じて導入していくため、すべてが初めてのことばかりです。その過程を自分で検討し、試行錯誤して開発を進めていくのが開発業務の楽しさでもあり、難しい所でもあると感じています。

この仕事をするうえで気をつけていることがあれば教えてください

技術開発部としてひとりよがりな開発にならないよう、まずは現場の声を聞くことを大事にしています。製品と現場のニーズとマッチしているかを都度確認しながら、本当に現場が欲しいものを作ることが大切だと考えています。

最近任された大きなプロジェクトはありますか?

点検用ドローンの検証業務です。 現状では、近接が困難な構造物は特殊高所技術を用いて点検していますが、安全性、経済性、作業効率が悪いことが課題となっていました。そこで高解像度カメラを搭載したドローンを用いて、目視点検と同等レベルの点検が実施可能かどうかを検証しています。

この仕事を続けてきて学んだことは何ですか?

他部署との繋がりの大切さです。 以前、業務を遂行する上で技術力不足から壁にぶつかったとき、各分野の専門部署の方々に助言を頂き進めることができました。また、他部署とのやり取りのなかで考え方や課題を共有し理解することで、共同開発に繋がることがあります。 この体験から、課題を共有し、多くの人の発想を取り入れて業務を進めることで開発が進み、組織全体の生産性向上や効率化につながることを学びました。

エンジ九州はどんな雰囲気の会社だと思いますか?

一言でいえば、成長を促してくれる会社ではないでしょうか。 業務内容のレベルアップにあわせて、教育研修や資格習得のための講習、現場見学、展示会などがあり、積極的に参加できるので、知識と経験を多く取得できると感じています。 また、さまざまな業務を経験した先輩方がいるので、話していると勉強になります。

これからの目標は何ですか? また目標実現のために努力していることを教えてください

さまざまな業務に携わり、幅広い知識を持った人材になりたいですね。他部署との共同開発にとりくむことも多いので、何事も幅広い知識が必要だなと感じています。そのためにも、資格取得に励み、ベースとなる知識を身につける努力をしたいと考えています。

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