保全点検とは
高速道路の土木構造物(橋梁、土工、トンネル等)を常に安全・安心な状態に保つために、各構造物の点検を行っています。点検は異常箇所を早期発見するために必要不可欠な業務であり、その結果を基に異常箇所の原因推定(なぜこうなったか?)、補修計画検討(いつ、どのように直せばよいか?)を行います。
安全・安心で快適な道路環境を確保
高速道路の安全・安心な状態に保つために、定期的な点検をNEXCO西日本グループ独自の高い基準で実施しています。
ドローンや赤外線などの最新技術を活用し詳細にチェックを行うことで、高い安全性を確保しています。
業務内容
橋梁点検
点検結果に基づいて、詳細調査が必要な橋梁の状態を診断します。先進の調査技術を用いて、損傷の原因を確認・推定し、状況に応じて適切な補修方法の計画・立案を行います。
トンネル点検車による点検
現場での目視や打音による点検を行い、損傷箇所を発見します。異常箇所を早期発見し、原因推定、補修計画検討を行います。
撮影車両によるトンネル点検
トンネル専用の撮影車両を用いてコンクリート表面(覆工)を撮影したすることで損傷箇所を発見します。損傷箇所の測量や調査を行い、損傷原因の追求や変状の進行具合を監視しつつ、妥当な補修方法を提案します。
点検支援
ドローンや赤外線。高解像度カメラなどの技術を活用し、人の行う点検(近接目視や打音点検)を支援し、点検業務の効率化を行います。