高専・専門卒 / 2016年入社

土木職

大塚 聖人

学歴区分/入社年:
高専・専門卒 / 2016年入社
職種:
土木職
名前:
大塚 聖人
所属:
太宰府点検事務所 点検第一課
最終学歴:
熊本高等専門学校 八代キャンパス 建築社会デザイン工学科

家族と高速道路を走るたびに、
この仕事を誇らしく感じています。

この仕事(会社)を選んだ理由は何ですか?

就職について考え始めた頃は漠然と「公務員でいいか…」と考えていたんですよ。でも車の免許を取り初めて高速道路を利用した時に、その利便性に魅力を感じて高速道路に係る仕事がしたいと考えるようになりました。エンジ九州は就職希望者が多くて最初は諦めかけたのですが、丁度学校の推薦枠 が空いていたのでチャンスを逃さず入社しました。

入社後はどんな研修をしましたか?

基礎研修や積算研修などさまざまな研修があるなかで、特に印象に残っているのはビジネスマナー研修です。社会人となる心構えやビジネスマナーなどの基礎を学ぶことができた研修だったからです。ただし僕が入社した年には熊本地震があり、途中から新入社員研修がほとんど無くなってしまいました。なので配属後にOJTトレーナーから現場で指導いただいて学ぶ事が多かったですね。

入社して最初に学んだことは何ですか?

自分で調べることの重要性に気づいたことです。まず施工管理業務に従事したんですが、各種仕様書を読んだり書いたりする時に、先輩に質問するばかりで自分で調べることができないと、現場で全く通用しないばかりか、自分の成長にもつながらないと気づきました。 その気づきから、今でも自ら率先して調べる習慣を続けていることが、現在の点検業務にも非常に活きていると実感しています。

どんな時にこの仕事をやっていてよかったと感じますか?

点検業務で補修が必要であることを判定する時に、施工管理業務時代の経験を活かした報告・提案ができた時でしょうか。さらにその構造物が補修され、安全に利用できるようになった時の充実感はものすごく大きいです。 また私自身、普段から高速道路を走る事が好きなので、家族で旅行に行く際に自分が働くフィールドを走行していると誇らしい気持ちになりますし、家族に尊敬されるのも嬉しいですよね。

この仕事の難しいところは何ですか?

5年以内に全構造物の検査をすることが法令化されている事や、高速道路の老朽化が進む中で利用者へ安全を考えると、密な点検計画や中長期的な検査が必要不可欠です。とはいえ、「走れて当たり前・通れて当たり前・安全で当たり前」といった「当たり前」の事を「当たり前」にするって、実は非常に難しいんですよね。 点検や検査は天候に左右されることが多く、工程通りに業務が進まないことが多々あります。また災害などへの緊急対応もあるので、柔軟な対応や、人員配置・機材手配を含めた再計画が発生する事に難しさを感じています。

この仕事をするうえで気をつけていることがあれば教えてください

本線規制内での作業を実施する中で、自分とチームの安全を第一に考え「危険な行動をしない・させない」ことを気を付けています。 また逆に危険な場所については、機械化やドローン・AutoCima(高性能カメラ)、AIの活用など、他に手段がないかを考えています。

最近任された大きなプロジェクトはありますか?

現在の業務では、北九州班として関門トンネル等の重要な構造物の点検を担当しています。社員の中で上から2番目の立場なので、後輩や派遣社員に指示を出しながら検査対応を行っています。 また入社して最初に担当した鹿児島での施工管理業務は、小さな工事ではあったものの、新しい構造物を作る建設工事を担当できたため、非常に印象に残っています。

この仕事を続けてきて学んだことは何ですか?

点検業務の重要性です。安全安心の第一歩が点検業務だと、実際に業務を通して改めて実感しています。 またエンジ九州では、高速道路を点検から補修までの維持管理サイクルを回しながら業務を行っていますが、そこで課題になっているのが、老朽化による劣化や、業務ボリュームの増加です。適性な維持管理サイクルを回していくためには、新技術の導入や応用などが重要になってくるなと感じています。

エンジ九州はどんな雰囲気の会社だと思いますか?

各事務所によって差はありますが、全体的に若手社員が増えてきて、活気のある職場だと感じてます。私自身、エンジ九州は福利厚生が充実しているホワイト企業だと感じているので、その辺りも活気に影響しているのかもしれませんね。社員も面白い人が多いですよ。真面目だけど、真面目すぎない。いい意味で個性豊かな社員が多い印象です。

これからの目標はありますか?

技術者としてまずは資格取得へのチャレンジを考えています。また次のステップとして、増えた若手社員を引っ張っていけるような、リーダーシップのある技術者を目指していきたいです。

目標実現のために何かしていることはありますか?

周りの人をよく観察することを意識しています。まず業務の偏りがないか、困っている人がいないかなどに気を配るようにしています。 さらに自分自身で発信していくことも重要です。エンジ九州の上層部の方々は社員の意見をしっかり聞いてくれるので、若手の意見を集約するだけでなく上に向け発信していく事で、より良い環境整備に繋げたいと考えています。

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